川で感じる「自由」

「川」の魅力

人間社会から抜け出し、人間が決して抗うことのできない自然の中に身を置くことで、様々なしがらみから解放されることができる。
そこからまた、新たな「何か」を感じ、ゼロから作り出していくことができる。
僕はきっとそこに「川」の魅力が詰まっていると思っている。

川の世界に入り、感じた「自由」

僕が川の世界に入った時のことを少しお話しします。
川の世界に足を踏み入れたのは20歳になる年。
将来に対する不安と代わり映えのない日常。
そして、自分自身に対してまったく自信を持てずにいた頃でした。

高校卒業後、社会の仕組みの中でどのように生きていったらよいのか分からず、目標も持てずにいました。
そんな日々の中、人のいない場所を探し気づいてみれば何時間もぼーっと過ごすことが多かった。

たまたま見つけたアウトドア・インストラクターのお仕事。
僕はそれが何かも分からずに応募して、住み込みで見習いを始めた。

インストラクターのお仕事は人の命を預かる重責もあり、とても厳しい世界です。
でも、同時にアウトドアのフィールドにいるときは不思議と様々なしがらみから解放されて、自由な気持ちになれた。
僕にとってはその感覚がとても心地よく、自分にとって何か大切な時間のように感じられた。
それはきっと自分が必要としていた時間だったのだと思う。

それ以降、僕はアウトドアを軸に生きていこうと決めた。
そこには自分の居場所があると感じたからだ。

僕は社会の中で上手く立ち回るための能力はかなり低い。
別に自負することでもないが、不器用なことに間違いはないと思っている。

自然は誰に対しても平等

そんな僕にとって「川」という場所はとても居心地の良い場所だ。
自然は誰に対しても平等だ。
川は誰に対しても平等だ。
そしてその中では、誰であろうと決して自分本位に動くことはできない。
僕たち人間が自然へ合わせなければいけない。
そこでは、人間社会のルールなど存在しないのだ。

僕がリバーボードというアウトドア・スポーツを選んだのは原始的で直感的で、
何よりも川と一つになれる感覚に魅力を感じたから。
アウトドアの世界に足を踏み入れたときに感じた「自由」をよりシンプルに感じることができるからだ。

川というフィールドで自由を感じるためのサポート

リバーボードクラブではこのリバーボードというスポーツを通して、川と触れる機会を提供しています。
体験コース:初めて或いは初心者の人に楽しんでいただくためのコンテンツ。
川イルカ講習:川をより自由に安全に泳ぐことができるようになるためのレッスン。
趣味として継続して楽しみたい人、自立して楽しみたい人、或いは難易度の高いコンディションの川に対応するための練習、レースなどにチャレンジしたい人向けのコンテンツもあります。

楽しみ方は人それぞれ。
「川」というフィールドをあなたにとって「自由」を感じられる場所にしてみませんか?
僕たちの使命はそのサポートをさせていただくことにあると思っています。

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