基礎練習に没頭している内に、次第に地球と自分と向き合う時間に包まれていく
川は淡々と地球を流れていて、僕たちは日々揺れながら人間社会の中で懸命に生きている。
川を泳ぐと、心と身体のどこかに力みがあるということに毎回気づかされる。
自分本位に動こうとすればするほど体力を消耗していく。
僕たちは社会の中でいつも何かに抗いながら生きている。
そんな僕たちの内側にある、抗おうとするエネルギーを川は受け止めて、受け流して、洗い流してくれる。
そして次第に自分の中の力みが緩んでいき、少しずつ地球と自分と向き合う時間に包まれていく。
僕にとって川で泳ぐことの意味はそこにあるのかもしれない。
リバーボードクラブは日々を懸命に生きるあなたのためにある。
人間社会の中で様々な葛藤を抱え何かに抗いながらも、懸命に生きようとするあなたのためにある。
僕はそう思っています。