誰かを説得するよりも、自分が全力でチャレンジしたい|Road to France- 2026/03/20

フランス・チャンピオンシップという目標が僕達を成長させてくれている

僕達は6月7日のフランス・チャンピオンシップへ向けてトレーニングに励んでいる。

フランス発祥のリバーボード(ハイドロスピード)は、日本でもレジャーアクティビティとして、親しまれているけれど、日本ではスポーツとしての取り組みに関しては、まだまだ非常に小さくて競技人口も10人にも満たないのが現状……。

それでも僕達は、リバーボード(ハイドロスピード)をレジャーとしてだけではなく、競技としても向き合い続けてきた。

去年フランス女子チャンピオンのAmelieとKeranが、フランスではどんな練習やトレーニングをしているかを、僕達に教えてくれた。
その内容を元に、自分達でも練習やトレーニングのメニューを組みながら、強度や精度に対して、以前よりも意識を向けるようになってきている。

フランス・チャンピオンシップという目標が、僕達の心を熱くしてくれて、成長させてくれている。

実は、AmelieとKeranがリバーボードクラブへ来る前までは、僕自身、どこを目指して、そして何を目指してこのスポーツに情熱を燃やしていけばよいのか、分からなくなっていた……。
日本でのリバーボード人口もあまり増えず、世界大会も開かれなくなり、日本のレースにはほとんど選手も集まらない……。

そんな状況に、どこかで諦めにも似た感情が溢れてきて、僕の心は徐々に潰されそうになっていった。
正直、もうこれ以上頑張れない、どう頑張ればよいのか分からない、という思いに悩まされてきた……。

僕はずっと孤独だった

フランスでは、多くの競技人口がいて、レースもシーズン戦として闘い、スラロームだけではなくて、フラットウォーターのレースや、ダウンリバーのレースもある。
そこには、たくさんの選手達がいて、世界最高峰のレベルで競技が行われている。

そういった様子を、ネットを通じて知っていたし、世界大会に参戦するフランス人選手はいつも多かったので、そういった環境にずっと憧れていた。
日本でも、リバーボードでそういう熱気のある環境を作りたいと夢みてきて、ずっと取り組んできたつもりだけれど、いつまで経っても、思い通りにはいかず、そういう環境になる気配すら無く、半ば絶望していた。

何年続けてきても、日本では競技人口がなかなか増えていかないことに、自分の力の無さを痛感したり、もどかしさ、悔しさ、そして、ずっと孤独を感じてきました。

本場フランスで闘うチャンスがくれるもの

今こうして、フランス・チャンピオンシップへの道が開かれて、Road to Franceと銘打って闘うことができていることに、すごく感謝している。
何をどう頑張ればよいのか、分からないでいた頃よりも、トレーニングをする度に発見や気づきがあるし、成長できていると感じている。

そして、何よりも、応援してくれている人達の存在が、僕達の背中を押してくれて、励ましてくれている。
このスポーツと向き合ってきた中で、ずっと孤独を感じてきた僕にとって、色んな形で応援してくれる人達の存在が何より嬉しい。
そして、もっと頑張ろうと、思わせてくれる。
力強く僕達の背中を支えてくれている。

まずは自分がチャレンジすることを大事にしたい

リバーボード(ハイドロスピード)人口を増やすことに意識が向きすぎて、思い通りにいかなことに失望する中で、自分自身が動いてチャレンジするということを忘れていた気がする。

誰かを説得するよりも、自分が全力でチャレンジしたい。
誰かを説得するよりも、自分と向き合って、成長したい。
そして誰かを説得するのではなくて、自分の心に向かって表現することが、結果として反射して、いつか誰かの心に届くんじゃないだろうか。
僕は最近そう思っている。
そして、そう信じている。

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