川によって様々な特徴がある
2021年某日の利根川遠征。
ようやく動画を完成させたのでアップします。
今回の遠征はインストラクターとしてお手伝いしてもらっているももちゃんと一緒に行ってきた。
そして、本当に色々とご協力いただき大変お世話になったのはみなかみの老舗アウトドア会社「カッパクラブ」。
カッパクラブはとてもプロフェッショナルで僕がとても尊敬している素晴らしい会社だ。
お陰様で予定していたよりもはるかに内容の濃い素晴らしいセッションができた。
心より御礼申し上げます。
さて、久々の利根川。
プットインは紅葉峡から。
紅葉峡は川幅が狭く水が集まることで流れにもパワーがある。
こういうコンディションの川では一つ一つの水のリアクションが大きい。
例えば、岩にぶつかって跳ね返って生じるクッション。その他にもボイルやエディー。
このように様々な力が加わって生まれる水の力を上手く使いながら泳ぐ。
川によって様々な特徴があるというか、川の地形や傾斜、岩の質や大きさ、そして水量や川幅などもちろん川によって違う。
僕はどこの川に入る時も同じように、必ず川へ対して心の中で「お世話になります。どうぞよろしくお願い致します。」と挨拶をする。
そして、呼吸に合わせてゆっくりと泳ぎ、川のリズムに心拍数を合わせていく。
川にはリズムがあり、呼吸があり、表情や性格がある。そしてどの川も美しい。
入水してからはどんなことをリバーボーディング(ハイドロスピード)で表現できるか。
僕達、リバーボーダーはその表現を楽しみながら川を泳ぐ。
エディーターンやフェリーグライド、リバーサーフィンなどコースを隅から隅まで遊びつくそう。
アドバンス・レッスンではこのような基本的な動きをよく練習している。
基本はやはり練習の中で一つ一つしっかりと身にくけていくのが良いと僕は思う。
良ければ過去の動画やブログをチェックしてみてください。
基本がしっかりと身につけば様々な川やコンディションでも、その川に合わせた表現を楽しむことができるのだ。
そして、水の力が強ければ強いほど流れに動かされたときのスピードが速い。
そういった意味で、利根川のハイウォーターはとてもパワーがあり魅力満載のコースだ。
多摩川は梅雨くらいから水量が上がっていくはずなので、増水が待ち遠しい。
紅葉峡から下のコースも2年ぶりなので記憶を辿り様子を見ながら泳いだ。
スリーウェイズはやはり良いスタンディングウェーブが立っており、ナイスなキッカーなのでおなじみのエアスクリューが楽しい。
そこから下にも、ところどころリバーサーフィンが楽しめるスポットがある。
今回僕らが使用したリバーボードは気持ちよくリバーサーフィンができる造りというよりも、エディーターンやフェリーグライドでボードを走らせるのが楽しいモデル。リバーサーフィンを楽しむには底がフラットなボードがおススメ。フリースタイル用リバーボードも持って行っていたが今回は時間が足りず使うことはできなかった。
でも、この水量だと無数にサーフウェーブが立っているのでとても遊びごたえがある。
諏訪峡は短い距離に急流がいくつも続くのでクライマックスとしては最高。
遠征に行く前からこの区間で表現したいことは色々とイメージしていたのでワクワク。
詳しくは是非動画をご覧ください。
イメージ通りに行くこといかないこと。
そのすべてが楽しかった。
自分の作るリバーボードに関しても新たなアイディアや発見。
今回の遠征ではたくさんの学びや気づきを頂くことができた。
改めて、カッパクラブさんには深く感謝申し上げます。
カッパクラブ、そしてみなかみ町とても良いところです。
是非皆さんも行ってみてください。
そして、リバーボードクラブでは常時リバーボード体験コース開催中です。
リバーボード・ハイドロスピードのステップアップを目指したい人はアドバンスレッスンも是非ご参加お待ちしてます。