和歌山と奈良の飛び地を流れる北山川
先日、和歌山県と奈良県の県境を流れる北山川で「じゃばらカップ」というカヌースラロームの大会があり、僕たちリバーボードクラブもその大会にリバーボードで参加させてもらった。
大会の前日に、北山川のメインのコース約13kmほど?を多摩川チーム(リバーボード・リバーサップ・パックラフト)でダウンリバー。
僕たちは初めての北山川だったのでドキドキワクワク。
汗だくの暑さに加えて抜けるような青空。
川の水量も大会のためにダムが放流してくれていたので十分あって最高に気持ちの良いセッションができた。
リバーボード、リバーサップ、パックラフトのジャムセッション
多摩川では色んな川遊びを目にしたことがある人も多いはず。
カヌー・カヤックはみんな知っていると思うけれど、リバーボード(ハイドロスピード)の他にリバーサップやパックラフトなど御岳渓谷では多種多様な乗り物で遊ぶ光景が日常的。
今回レースに参加するために多摩川から来た選手みんなでダウンリバー。
気心知れたメンバーでもあるのでみんな思い思いに遊びながらお互いのサポートも怠らずができるメンツ。
それぞれの乗り物で乗れる波も違えば遊び方も違い、特徴を生かしながら遊べるスポットで満足いくまで遊びまくるという何とも贅沢な至福の時間。
とても良いセッションができました。
じゃばらカップ2022-リバーボード部門
じゃばらカップに今回初めてリバーボード部門を作って頂けて参加することができました。
リバーボード部門はYoheiとAkikoのみの参加。
コースはしっかりと斜度もあり、ゲート間がタイトな印象。
一つミスをすると修正が難しいので、一つ一つ丁寧に通過したいコース。
リバーボードにとっても難しいコースだった。
どのレースでも同じ事が言えるのだが、タイムを縮めるために急ぐ気持ちとそのために全力で泳ぎ体力が消耗していく中で、いかに冷静にそして丁寧に流れに合わせることができるか。
急ぐことによって流れに対する合わせ方が雑になるとゲートを通るのが難しいので、結局は基本を大切に丁寧にクリアしていくべし。
久々のレースということもあり、与えられたチャンスの中で自分の感覚をしっかりカチッとジャストミートで合わせられなかった事は課題として残った。
練習でどれくらい追い込めているかが結局は本番にも現われる。
練習で表現できていないことは本番でもできない。
僕もまだまだということです。
でもまだまだ伸び代があるということでもあるのでコツコツと積み上げていきたいと思います。
そして何よりもこういった素晴らしいレースを運営してくださった大会関係者の方々には本当に心から感謝です。本当にありがとうございました。そしてまたよろしくお願いいたします。
じゃばらカップ2022のリザルト
リバーボード部門はYoheiとAkikoの二人だけだったけれど、カヤックやカヌー、サップやパックラフトなど他の競技も同じコースで行っていたので、リバーボード部門のなかでタイムを競えなかったというのもあるけれど、他の競技と比べてリバーボードがどこまでできていたのかを確認するのも今回の僕の密かなミッションとしていた。
乗り物によって特徴がかなり違うので、比べるのもかなり無理はあるけれど。
スラローム競技って結局は自分との勝負でもあるので他と比べるというよりは自分自身どこまで力を出せたか、どこまで準備できていたかが大切なわけで。
でも他者とタイムを比べるのはもちろん刺激になるし、次へのモチベーションにもなるのでそれもまた良し。
リザルトの中の競技の名前についての補足
K-1とは、FRP製(主にカーボン)のスラロームカヤックでダブルブレードのパドルを使用する。
C-1とは、FRP製(主にカーボン)のスラロームカヤックでシングルパドルを使用する。
上記の二つはオリンピックの競技にもなっています。
ポリ艇とは、高密度ポリエチレン製のカヤック。プラスチックのような感じ。
SUPとは、Stand up paddle boardの略。これは恐らくみんな知っているかなと思います。