川と繋がる機会と僕たちの役割
「リバーボードというスポーツはシンプルに川を大好きになることができる。」
これが初めてリバーボードをしたときに感じた僕のリバーボードに対する第一印象でした。
それは今でも変わっていない。
むしろもっと川への愛情は深くなっている。
初めて川と触れたのが高校を卒業したばかりの時。
何か人生が開けていくきっかけを探していた時に出会った「リバーガイドとしての生き方」。
以来、20年以上の経験の中で、この生き方が与えてくれたささやかな喜びは実際には数え切れないくらい多くの試練とチャレンジ、そして葛藤と絶望の上にわずかな輝きとして感じることができるにすぎない。
でも、そのわずかな光が僕にとっては希望であり、時にはほんの微かに明日をうっすらと照らしてくれる灯台でもある。
僕はそのわずかな光の先をもっと見てみたくて、リバーガイドとしての生き方にしがみついている。
数年に一回でも、年一回でも、数ヶ月に一回でも、毎月でも毎週でも毎日でも、リバーボードクラブの体験ツアーや、或いは自分達で道具を揃えて遊びに行ったり、色んな形で川と触れ合い楽しんでもらえれば嬉しい。
ただ、自分達で遊びに行く場合にはそれなりの心構えと準備は必要だけれど、リバーボードクラブではそこを目指してレッスン(川イルカ講習)を受講してくれている人達もいます。
リバーボードのインストラクター見習いも募集しているし、川と繋がるための色んな間口を持っていたい。
それが僕たちが担っている役割でもあると思うし、そうありたい。
僕達はここでコツコツやってきて、これからもコツコツと黙々と積み重ねていくだけ。
そして成長し続けたい。
遊びに来てくれるお客様によって支えられていて、だからこそ僕たちはこの活動を続けていくことができる。本当に感謝です。