里山の稜線を行く
先日、青梅街道沿いから見える山の尾根を軍畑駅から青梅駅へとトレッキングしました。
いきなりのYoheiのこの表情ですが、登山道入り口が美しく自然と同化しすぎ!!!見落として、通り過ぎて戻って、あった!!!という感じ。
Akikoがトレッキングへ行こう!と元気いっぱいに発案したのでずっと気にはなっていた、このトレッキングルートへいざ出発!
いつも最初は勢いよく歩いて行くAkiko。
でも、思いのほかけっこうな急坂の連続。
里山とは言え、しっかりと山を登っている感が満載でかなり良い運動。
そしてお決まりとなりつつある、Akikoのペースダウン。
老子の言葉にもあるように、長い道のりはゆっくり小股でのんびりと行くに限る。
榎峠から雷電山、そして辛垣山を通り三方山、そして青梅駅へと抜けていく。
約10km。2時間位かな~と考えていたが、以外ともっと時間かかりました。
途中ではしっかりとそれぞれの山頂で記念撮影。
気持ち良いじゃありませんか。この爽やかな景色と山の空気。
心が洗われます。
辛垣城はこの地域の三田一族が北条氏と戦った場所。
結局、三田一族は負けて他の地域へと落ち延びて行ったそうです。
軍畑(いくさばた)という名前もその戦が地域の名前の由来だそうです。
因みにリバーボード体験のゴールポイントも軍畑大橋。
やっぱり自然っていい。
ゴール付近では陽も傾きかけて、木漏れ日が背中を照らす。
振り返るとまあなんと美しいその光景にうっとり見惚れてしまう山行の終盤。
目移りしがちな社会ですが、今あるものに満足する。そんな心を大切にしたいとも思ったりします。
AIなど先端技術で効率化が加速し続ける昨今。
でも本当は非効率のなかに「人の役割と熱量と物語」がある。
僕はそんな風に思っているし、考えて向き合っている。
非効率でもお互いを必要とし合う社会が良いと僕は思っている。