自分を高められること
振り返れば僕が川の世界に入ってから約20年?。。。
確かな年月日が思い出せないでいるが、、、
本題は僕はリバースポーツに救われたということ。
高校を卒業して以来、どうやって生きていけばよいのか全く自信が持てずにいたときに、住み込みでアウトドアカンパニーのお仕事があり、深く考えずに飛びついた。
その当時、自分に自信が全く持てずにコンプレックスだらけだったのを覚えている。
でも、自然の中に身を置いている時は完全に素の自分でいられるということを意識の奥底では分かっていた。或いは、ただ単に自然へ救いを求めていただけかもしれない。
とにかくいつでも自然の中に身を置いていられる生き方がいいな~と思っていたに違いない。
結果として、僕は今まさにいつも自然と触れることのできる生き方ができているわけだが。。。
リバーボードクラブは僕にとって、自分を高めるための挑戦でもある。
リバースポーツとしてもまだまだ物凄くマイナーなリバーボードの魅力を世に広め、尚且つこれで生活していくことはハッキリって難しいことだ。そして、改めて想像以上に難しい。もう一度言うが本当にハードだよ。
そして、何人の人たちがこの挑戦を無謀と思っていただろうか。。。
そして、人が無謀だと考えることが逆に僕にとっての大きなモチベーションになったりもする。
挑戦って、自信満々の人は恐らくやらないし、そもそも必要ないことだと思う。
僕にとっての挑戦って、自信や確信が持てずにいることに取り組み成長(進化)すること。
そして、その先にどんなことが待っているのかを想像するのがまたとっても楽しみでもある。
補足だが、失敗したり悔しい思いをしたりという事に慣れることなど一生無いとは思うが挑戦することとはセットで尚且つその後の原動力ともなるものだと思う。
僕は、リバーボードクラブを通して自分を高めるプロセスは自分だけのものではなくて、参加者や僕らと関わるみんなとも共有できることがたくさんあると思っている。
自然の中に身を置いていたい理由なんて人それぞれだ。
もちろんリバーボードをやる理由だって人それぞれだ。
極めることなど絶対に叶わない自然の中でのスポーツ。
リバーボーディングは僕へ常にたくさんの課題を与えてくれる。
例えば、理想とするリバーボーディングを実現するためにはまだまだボードの性能が不足しているから改良していくこと。
理想とする動きが出来るように泳ぎの質を上げたり、トレーニングしたり。
そもそもこの事業で生活していくための取り組みだったり。。。
例を上げればきりがない程、向き合うべきことがたくさんある。
今年で立ち上げ4年目。
学び、気づき、反省の日々。
自分に自信がないからこそ挑戦し、自分の中で確信が持てないからこそ挑戦する。
それをアウトドアのフィールドで行う。
僕にとっては永遠の挑戦で生きがいだ。
そして、僕は改めてアウトドアに活力を頂き、心が救われたと思っている。
そして改めて、、、リバーボードって素晴らしいよ。