こちらのボードは体験ツアーのお客様用に作っていますが、かなり良い感じに仕上がってきました。
コックピットを改良して体がぴったり収まる。
そして、ボトムにはちょっとした工夫がしてあるので従来のボードよりも操作性が良くなりました。
この冬の成果、学んだことを反映したボードです。
2月ということで一年で一番寒い時期ですが特に寒くはないです。
もちろん装備次第ですが。
すぐにでもテストライドしたくてウズウズしていました。
一見して船のように底に進むにつれてとんがっていった方が早いのではと思う方もいるかもしれないけど、今のところはフラットボトムがいいと思っています。
水の接地面積が大きいほうが浮力もあり速い。はず。
沈むとその分抵抗が増えます。
あとは、コックピットがしっかりと体にフィットできるかでリバーボードの浮力をしっかり生かすことができる。
このボードは僕の体に合わせて作ったので大きめですが成人でしたらおそらく誰でも乗れるはず。
完璧な流線型ではないのでそこは次に生かそうと思います。
曇り空でも川に入ってしまえば同じ。
今年は冬晴れが意外にも少ないかも。
リバーボード・ハイドロスピードを製作するにあたって色々と勉強しました。
船の形、抵抗、etc…. このスポーツをもっともっと魅力のあるものにしたいという思いがあってボードを製作しています。
今既存であるボードでも、もちろん楽しいですが、もっとこんな動きを川の上で出来ればといった思いを実現させるには自分で作らないといけないという思いに行きつきました。
でも、作ってよかった。
もっと魅力的なスポーツにしていけるはず!と少し手ごたえを感じています。
この冬はそういう時間にあてています。
さて、今回のテストライディングでまだ少し改良したいところがあったのでまたガシガシ削ってみます。
他のボードにも良い部分をどんどん反映させていこうと思っていますので是非ご期待ください!