御岳渓谷でA-strokeの柴田大吾さんが開催して今回で第15回目の御岳カップ。
今回2日目の11月12日(日)にリバーボード・ハイドロスピード部門を作って一緒に大会をさせていただきました。
リバーボードの大会としては20年程前に利根川で一度開かれて以来の大会。
今回はガイドにとどまらずお客様や普段違う種目のリバースポーツをされている方たちが参加してくれてリバーボード・ハイドロスピード部門総勢22名様の選手が集まりました。
こちらが柴田大吾さん。
御岳駅前でA-yardという素泊まりのお宿も経営されています。
元ラフティング日本代表選手で現在も御岳レースラフティングクラブを運営されています。
ラフティングのレースが主なこの大会。
大学生や子供も参加して老若男女みんなが楽しめるアットホームで素敵な雰囲気です。
過去にはリバーサップの大会も併せて開催したこともあるそうです。
2日間合わせて約400人ほどが集まり雰囲気はお祭りみたい。
御岳の一大イベントであり、リバーピープルにとっては一年のうちの大きな楽しみでもあります。
リバーボード・ハイドロスピードも色んな種類があって、それぞれが普段使っているボードや道具を使ってのレース。
今回僕が大会を通して見てみたかったことは、それぞれのボードやフィンでどのような違いがあるか。
このように大会をすることできっと道具やテクニックも向上していくんですね。
みんなドキドキしながらスタートを待っています。
今回のコースセットは若干チャレンジングにしてみました(笑)
簡単なコースよりもできそうで出来ない、でもどうにかしたらできるかも。
アイディアや普段の活動が実を結ぶか結ばないかの実験の場でもあります。
ゲートは全部で4つ。
みんなゲートを目指して一直線。
水量が多かったので一筋縄ではクリアできない箇所もありました。
ガイドさんたちはポーズとり慣れていますね(笑)
思い思いのテンションでスタートを迎えます。
距離にして約70m位。
一見短いなと思えますがこのくらいがちょうどいいかもという感想がちらほら。
かなりみんな体力を消耗していました。
やはりタイムを競い合うからどこで気張って、というよりもずっと全力で泳ぎ切る。
ゲートに触れたら+5秒。
ゲート不通過は+50秒。
みんな良い表情していました。
まるで少年少女のような(笑)
川の上では年齢がまったく関係なくなるんです。
みんなスタートの時は様々なスタイルでした。
ボードも違えば乗り方も違う。
群馬県みなかみ町のアウトドアカンパニーのカッパクラブ社長の小橋さんもガイドを引き連れて参加してくれました。
実は大会の前にはこっそりコソ練にも来てくれました♪
おかげさまで大会も一段と盛り上がりました。
白熱のバトル。
ゲートを競ってみんな攻め攻めです。
インを狙うかアウトを狙うか。
今回のルールではハンドパドリング(手漕ぎ)もOKにしました。
今回はみんなが気軽に楽しめるようにルールは緩め。
頭のいい人はその緩いルールの盲点を生かして攻めてきます。
コースを作った僕にも思いつかなかった方法で攻めてくる。
すごい!面白いですね~。
マイボードを持っている方もいました。
自分の道具があるって素敵ですよね♪
一層モチベーションが上がりますよね。
スラロームの次はクロス。
4人同時にスタートしてゲートを競います。
今回は暴力以外はなにしてもOKというルール。
掴んでも押してもOK。
笑っちゃうくらい3人でつかみながら横一列でした(笑)
最高の天気で紅葉も通常よりも2週間早いということで真っ盛りでした。
紅葉見物のお客様も多くいてみんなレースを応援してくれていました。
今回の大会で400人分のカレーを作ってくれたボランティアスタッフの杉さんやたくさんのボランティアスタッフ。みんなとても楽しそうでした。
でも昼夜頑張って作業してくれていたおかげで僕たちも安心してイベントに参加できました。本当に感謝です。
MCでしゃべり続けてくれていたおふじさん、そしてヨッシー。
まるでサッカーの実況みたいに熱く盛り上げてくれました。
まさに御岳の松木安太郎!
A-yard最後の砦のいずみっち。
いずみっちがいれば安心のスーパーウーマンです。
他にもたくさんの協力者がいて作り上げる素敵なイベントです。
ラフティングレースもかなりヒートアップしていました。
ローカルチームのリバーエンジェルも大奮闘!
ラフティングにとっても難しいコースだったみたいで中には苦戦しているチームもありました。でも、その分燃えますよね!
そしてみんなめっちゃ笑顔。
楽しさが全身からあふれ出ていますね♪
水しぶきを上げながらみんな必死に漕ぎ続けます。
まさにデッドヒート!
そして、みんな素敵な笑顔。
やっぱり楽しいんですね~♪
大盛り上がりのラフティング&ダッキーレース。
見ごたえ十分でした!
御岳カップではチャリティーダッグレースをしています。
1ダッグ500円で集まった寄付金はすべて2018年8月に開催予定で福島で被災した子供たちのためのキッズウィークエンドの活動費に充てられます。御岳や奥多摩、青梅のお店など100店以上のお店から景品等を提供していただいた地域全体を巻き込んだ一大チャリティーレース。
盛り上がりました。
御岳カップのエントリー代からも一人500円を寄付にあてられました。
全部で814ダッグ!!420,500円の寄付金が集まりました。
素晴らしい!
しっかりコースを作って逃げないようにみんな必死です(笑)
この時がみんな一番歓声が上がっていた気がします(笑)
夢と希望を乗せたダッグが我先にと流れてきます。
みんなダッグレースを楽しんで、なおかつ被災した子供たちもハッピーになる素敵なチャリティーダッグレースでした。
ラフティング・ファミリー部門もあり子供たちも頑張ってレースしていました。みんな最高の笑顔ですね♪
みんなとても真剣に、そして嬉しそうに漕いでいました。
白熱の試合を展開してカッコよかったです!
頑張って表彰台に上がる。素晴らしい!
みんな普段から練習したり影の努力が実を結びます。
リバーボード・ハイドロスピード部門もみんなでポーズ!
リバーボード・ハイドロスピード部門の上位三名の賞品は今回「鬼怒川商事」さんからフィンやウェットスーツ、そしてウェットブーツなどとても豪華な品々を提供していただきました。このスポーツには欠かせないメーカーさんでリバーボードクラブでも色々な道具を使わせていただいてます。
心より感謝申し上げます。
そして、表彰式の最後にはじゃんけんでマーシャスのダッキー争奪戦が行われました。
主催者の柴田大吾さんがその場のノリで景気よくダッキー欲しい人!と突然のじゃんけん大会。
この瞬間、子供も大人も子供になりました(笑)
最後は大人と子供の対決に。
大人も真剣にじゃんけんしていました。
今回その場のノリで景気よくダッキーをプレゼントしちゃった柴田氏。
今は若干後悔しているそうです(笑)
見事ダッキーをゲットした大学生のラフティングチーム。
嬉しすぎてダッキーごと胴上げしてました(笑)
このボートでまた御岳カップに出場してくれることでしょう。
そして最後にみんなで集合写真。
本当に最高のイベントでした。
今回は柴田大吾さんのご好意でリバーボード・ハイドロスピード部門をやらせていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、リバーボード・ハイドロスピード部門を開催するということでみなかみ町のカッパクラブさんのスタッフさんやお客様、奥多摩のビッグウェーブ、フォレスト&ウォーターのガイドさんたち、リバーボードクラブへ遊びに来てくれているお客様や仲間たちが一緒に盛り上げてくれました。
みんな素晴らしいエネルギーを持っていて同じスポーツを通して更に親睦を深めることができました。
同時にこのスポーツをもっと日本で普及させてより良いものを一緒に作っていければと思います。
応援、ご協力いただいた方々には深く御礼申し上げます。
ありがとうございました!
*(Photo by 大舘洋志)