Riverboarding World Championship 2018 in NZ~大会レポート

2018年10月22日~26日、日本代表としてリバーボード世界大会 in ニュージーランドへリバーボードクラブから洋平とあきこが参戦。その様子をレポートします。

開催地クイーンズタウンは成田からオークランド経由で11時間。
飛行機から降り立ちすぐにこの雄大な景色。

NZは南半球にあるため今は初夏。
湿度は低く風が吹けばまだ少し肌寒い。

空港から宿泊先のワカティブ湖周辺までは日中車で30分ほど。
湖畔周辺がショッピングの中心。
到着日は市街を散歩。うーん…最高!街は観光地らしく美しく整備され街並みが湖畔と遠く山の稜線に見事に融合。

ラグビー場脇には小川が流れ、川淵の桜は満開で柳は新緑のカーテン、まるでモネの絵のよう。

早めの夕食は宿で調理することに。
食材調達で向かったスーパーにはなんと、ラムのTボーンステーキ、新鮮な羊のフェタチーズ。。。さすがNZ。
道産子心を刺激する食材ばかり。
新鮮な素材でシンプルな調理。
滋味あふれる最高の食事。

2日目は大会会場のカワラウ川(Kawarau River)で下見を兼ねて個人練習。
宿泊地ワカティブ湖から車で1時間弱で到着。この時期の川は雪解けで大増水。
水温は10度はない、なかなかの冷たさ。

深い川のためボイルや渦が不定期に生じ流れやエディーが定まらず、みためよりかなり難易度高。

出場にあたりいつもお世話になっている株式会社キヌガワ様からGULLのウェットスーツ、ブーツ、フィンをサポートしていただきました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。

3日目、大会前日。この日は公式練習会。
エンデュロクロスコース(ダウンリバー)は全長約8km、緩急ありリバーボードをするには最高の川です。

下の映像は今回の大会のコースの一部。
緑ゲートは上流から下流、赤ゲートは下流から上流へ通過します。

川は水量が多くパワフル。不規則で、マグマのようにねっとり湧き上がる「ボイル」がポジションを乱し川底に引込む。
瞬間に思わぬ方向へ押されることも。足が取られ、コントロールが難しい。。。
エディーとカレントの境目「エディーライン」も、この水量だと強力な渦が生じ、多くの選手を悩ませました。

下の動画はスラロームコースの映像です。

目線が水面に近いリバーボードでは事前のスカウティングが重要。
大会の前日にはコースを紙に書いてイメージトレーニング。
全部で14個のゲート。
どれ一つをとっても簡単なゲートがない。
とにかく水の力が強いので一つの無駄も許されないといった感じです。

スタートポイントではみんな緊張とワクワク。

スラロームとボーダークロスのコースは同じセクションで全長約540m。
スラロームのゲートは14個、一つもおまけ的なゲート無し。
流力が強いので1つミスるとその後のゲートもミスする確率高。
1ゲートミスは50秒マイナス。なので全ゲート通過の成否が表彰台の分け目でした。

エンデュロクロスはまさに白熱の展開でした。
8kmのコースの中でどこで追い抜きどこで勝負をかけるか。

最後まで気の抜けないバチバチのレースでした。


レース後にはみんなで健闘をたたえ合い仲良く集合写真。

今大会のダイジェストムービー。トップ選手たちのラインに注目。
是非ご覧ください。

最終日フリースタイルの会場はHawea River Park。

電力会社と地域が協同で造成した人工のサーフィンスポット。
リバーボード、カヤック、サーフボード、種類を問わずリバースポーツを通じて地域活性のため生まれたそうです。

ローカルのリバーボーダー「Nat」「Rose」。

中学生のNatは、この地域で育ち放課後はここで毎日リバーボードで「波乗り」するそうです。部活そのもの。
Natはリバーボード界のホープ。彼のリバーボード・サーフィンは会場を沸かせるほど素晴らしいライディングでした。
NatもRoseも素晴らしいリバーボーダーです!

大会の結果は以下の通り

スラローム
男子 洋平 6位
女子 あきこ 6位

ボーダークロス
男子 洋平 6位
女子 あきこ 5位

ダウンリバー
男子 洋平7位
女子 あきこ6位

フリースタイル
男子 洋平14位
女子 あきこ6位

いつも、大会では本当に多くの出会いと刺激や学びがあります。
アメリカ、カナダ、オーストラリア、フランス、台湾、チリ、ニュージーランドそして日本。
自国でリバーボード普及のために心血を注ぎ活動し、

特にフランスは年に6回も国内大会が開催されるほど競技人口が多く競争も激しく、その選抜メンバーはやはり強かった。
ボード、フィンの製作、そんな一つ一つからこのスポーツにかける情熱と本気がひしひしと伝わりました。
自分はこの大会に向けて2年間必死で練習と研究をしてきたつもり。
でも彼らと対面したとき、感じたのは「もっとできたはず。」
リバーボードの製作もギリギリまで試行錯誤を続けて取り組んできた。
でもやはり上には上がいる。

大きなチャレンジに取り組むことができて、その中からまた多くの学びを得ることができました。

表彰台に上がることはできなかったけど達成感はあります。
次の世界大会へ向け、すでに次のプロジェクトが頭の中にあふれています。

今回の経験で次にどのように取り組み何をすれば世界との差を縮めることができるのか自分なりに道筋は少し見えてきたつもり。
今からすでにワクワクが止まらない。
今回応援してくださったすべての方々、世界大会を運営してくれた方々には心から感謝します。
リバーボードと出会えたこと、そしてこのスポーツを通して繋がることができた仲間との出会いに感謝します。

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