リバーボードは川との対話

リバーボーディングする時に考えることはただ一つ「いかに気持ちよく」泳ぐかだけ。
人によって楽しみ方は異なるが、僕はとにかく気持ちよく泳ぎたい。
エディー・ターンやフェリー・グライドをしながら、その日の川のパワーをボードを通し体で探る。
コンディションによってボード選びをするけど、最近は水量が多いのでフラットボトムにコンケーブを掘ったリバーボードでフェリーするとボードが良く走りとても気持ちがよい。

その後は、どんどん無駄を省いていきハンド・リバーボードで泳ぎ、最後はフィンだけ履いて泳ぐのがルーティン。
川でフィンスイミングする時は、ゴーグルをして川の中の景色を楽しみながら泳ぐ。
スポットで泳ぐことがほとんどで、泳ぐ前に予め泳ぎ始めてからどのタイミングでストリームインし、どのタイミングでエディーに入りターンするかを予測つけながらリアルタイムで修正していく。
僕にとってはとても原始的で刺激的な遊び。
まさに川と対話している瞬間。
流れを体で受けて体の反り具合でターンをコントロールする。
スピード・角度・体の開きを連動して行い川の流れを最大限効率よく利用する。
水量がミディアム・ハイ以上なら迷わずハンド・リバーボードからのフィンスイミングがおすすめ。

リバーボードというスポーツは流れとダイレクトに対話するための手段。
一切整備されていないアウトドアのフィールドで遊ぶには安全に関して高い意識が必要なのも事実。
僕にとって、日々川で泳ぐことは自分の活動するフィールドを理解するための欠かせない日課。
川で安全に楽しく泳ぐための術をリバーボード体験やリバボ・セッションズなどを通して伝えていきたい。

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