Newリバーボードのテスト
昨日、削り終えて今日の朝一できれいに仕上げ、早速川でテスト。
今回の狙いは、入力抵抗と出力抵抗を最小限に抑えながらも流れに押されたときの反動を最大化すること。
ストリームインした時とエディーターンする時に流れの力で加速することが一番の狙い。その他にもフェリーグライドした時の加速等、、、細かく上げればきりがない。
リバーボードクラブでレッスンを受けたことのある方には、流れをどのようにボードで受けるかなど状況に合わせてレクチャーすることもあるが、わかりやすく言うなら「なんか今めっちゃ加速した!」という感覚をより多くの場面で体感することが目的。
世の中様々な形のボードや乗り物があるが、形によって流れの受け方が全く違う。
どのように意図して作られたかを考察しながら使うのもまた楽しみが深まる。
流れを受けて加速する
今回のリバーボードには思った以上の能力と修正が必要なポイントがいくつかあった。
その中でも、ストリームインした時の加速力は今まで作った、或いは使ったことのあるボードの中でもダントツだった。
この短い流れの間でも感じることが出来る。
思った以上に加速した時つい笑ってしまった。
こんな感覚は初めてだったから。
世界には大きく分けて2種類のリバーボード(ハイドロスピード)がある。
まずはボードの底がフラットになっていて面で流れを受けるもの。
ボードの底が丸みを帯びていてその丸みを利用して流れを受けるもの。
目的によって使い分けるべきだが、最近の僕は川の流れに押された反動を利用して加速することにフォーカスしている。
そこに自分のキックを合わせることで自分だけではできない加速力を得ることが出来る。
川の流れを最大限利用する。
そのための形をしたリバーボードを作ること。
フィジカル・ボード・フィンの三つのクォリティーが上がることでこのスポーツがもっと進化していく。
そして、弊社に遊びに来てくれるお客様にもその能力を備えたリバーボードを使って楽しんでもらいたい。
さあ、ボードが乾いたらまた早速削って再調整。
2021年度リバーボード製作のスイッチオン。