思惑通りとそうでない部分。。。
今回の新作リバーボードはピンテールとF-18の良いとこ取りを目論んで設計した理想のリバーボードの予定。。。
毎回、新作を設計するときには夢と希望が大きくなるばかりだが、いざ水に浮かべてテストするとやはり世の中そんなに甘くないと気づく。。。
狙い通りとそうでない部分、そして思わぬ発見がある。
狙い通りの部分は経験則からある程度分かっている。
そうでない部分は、再度削り直して調整すればよい部分。
そして、「思わぬ発見」はやはりリバーボード製作の醍醐味といえる。
ピンテールの分かりやすい特徴はターンのLossが最も少ない。
そして、F-18のフェリーグライドする際の流れを横で受けて伸びるような加速力。
この2つを掛け合わせた(つもり)の今回の新作。
フェリーグライドの際に加速するポイントが僕の狙いと違ったことが思わぬ発見であり学びであり収穫だ。
最初は戸惑ったがよくよく考えてみたら今までのモデルと比べて「改善」された部分だと思う。
リバーボードを設計する段階でイメージすることは、まずどのような動きを表現したいか。そして、そのためにどのように川の流れを受けてその力を推進力へと変換するか。
これこそが、リバーボードする際にも重要なポイントでもある。
そして、イメージを表現するための機能がボードに備わっていなければ当然、理想とする泳ぎはできない。
同時にそのボードのポテンシャルを最大限引き出すことも大切なわけだが。
とにかく、今回のボードのポテンシャルを最大化するためにはまたガッツリ削り直さなければ。。。
リバーボードの黄金比を探し求めるミッションはまだまだ続く。。。