狙いと結果の振り幅から生まれる新たな気づきこそ大切-リバーボード(ハイドロスピード)-2022/03/23

振り幅から得る学び

何事もトライする時の最初の目的や狙いとは別のところに思わぬ発見や学びがあったりする。
一応、僕の経験では何事もこういった場合が多い。

リバーボード製作に関しても、全く新しいアイデアを形にする際に、最初の狙いや想像とは違った物になる。でも、調整を重ねるにしたがい思わぬ発見や学びが僕の頭の中に飛び込んでくる。
狙った結果にならなくても、狙いと結果の間というかその振り幅が大きければ大きいほど有益なヒントが隠されている。

因みに現在削っているボードは僕が使う前提の試作品。(身長170㎝~180㎝でもし欲しい方はご相談ください●65000円)←中上級者向けのボードですが、ボードに自分を合わせていくことも上達するにはとても大事な要素だったりします。

リバーボード(ハイドロスピード)を一枚仕上げるためには実際かなりの気力と体力を要する。
正直、一枚完成したら、もうしばらくは作りたくないと思ってしまう自分といつも葛藤しています。
リバーボードを必要としてくれている人から頂いた注文には全力で応えたいし、本当に良い物を届けたいと思っている。そのためには、削った後に何度もテストを重ねます。
試乗と調整を幾度となく重ねて仕上げていくわけです。
納品してからも、自身のスキルや要望によって更に削り込んでいく。
そうして、本当に自分にあった一枚が徐々に仕上がっていくわけです。

本当に良いものを作っていくには大体年間で10枚前後が限界。
もちろん真夏は作りません。
今削っているボードでこの冬はすでに3枚目。そしてこれから2枚削る予定。
もし、ご注文をご検討中の方がいましたら是非お早めにお知らせください。
ご注文頂いてからすぐに作業できるわけではなくて、製図・資材発注・作業&テスト・仕上げの工程から納品までは約1ヶ月半位は必要です。
そう考えると今年はあと何枚削れるかな。

余談ですが、川の水も少しずつ温かくなってきました。
あと一息で普通のウェットスーツで大丈夫かな。
桜が待ち遠しい!

新作リバーボードの試乗動画

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