御岳カップ春-リバーボード部門無事に終了!

リバーボード部門はクロスとスラローム、そして更に・・!

今回リバーボード部門に参加してくれたのは男女それぞれ3名。
普段の取り組み、そして新しい取り組みなど見ていて面白いメンバーでした。

男子1位のナカムラテッペイ君は青梅ローカルで小学5年生の時から放課後に一緒に川で泳いでいました。日本リバーボーディング協会でも一緒に活動しています。
成長と供に力強い泳ぎになってきて、父親のさとるさんと同様に表彰台の常連になってきました。

そして、今回初出場の清水雅也さんは元々は海のライフガードで泳ぎのスペシャリスト。
泳いで海峡を渡るという凄まじい超強者です。
多摩川で海水浴場のような淡水浴場を創る試みに取り組みながら、川と人を繋げる活動と供に「River Green」というキャンプ場を運営しています。
そして、特筆すべきはスラローム2本目で、リバーボードを使わずにフィンだけ履いて泳いでスラロームしていました。
川を泳ぐことで表現すること、そして伝えること、きっと「泳ぐ」に人生を捧げてきた清水選手のパフォーマンスは言葉ではなく体現することで、見た人に何かを感じさせたはず。
それが滲み出ていた泳ぎでした。
その「何か」がまた次の誰かに繋がり、人にポジティブな何かをもたらせてくれるはずです。
僕はそう思いました。
清水選手の「川を泳ぐ」が今後どのように表現されていくかに注目していきたいです。

女子一位はミツイマミコ選手。
川へ対する愛が高じて、今年から川散歩ツアーを開催するようになった川マニア。
リバーサップ、リバーボード、川散歩と川の世界にどっぷり。
2位のオオニシヒロコ選手もリバーサップやトライアスロン、フィンスイム、そして日本リバーボーディング協会にも名を連ねて様々なフィールドで精力的に活動してます。
そして、今回初出場のササキトモコ選手は奥多摩グランデックスのガイド。
今回、自分で製作したリバーボードでの参加でした。
一から一緒にリバーボード製作に取り組み、設計図、材料の切り出し、貼り付け、シェイプとすべてを自分で行いました。自分でデザインして創り上げることの意義は、自分をボードに合わせるのと同時にボードを自分に合わせていくことができること。
完成することは無く、乗り続けていくことで、少しずつ削り続けて自分にボードを合わせていきます。
リバーボード製作にご興味ある人は是非ご連絡下さい。

運営、ボランティア、協賛頂いた皆様、本当にありがとうございました。

レースラフティング日本代表チームへのサポートのお願い

レースラフティング日本代表チームFlareが今年5月27日〜6月2日にボスニア・ヘルツェゴヴィナで開催されるIRFレースラフティング世界選手権に参戦します。
上のリンクから彼女たちの熱い思いや詳細が見れますのでご興味ある人は是非覗いてみて下さい。
そして是非、彼女たちの活動を応援して頂ければと思います。

リバーボードクラブを運営すること。その先には・・

競技、スポーツ、アクティビティ、遊び。
リバーボード(ハイドロスピード)の楽しみ方は色々ありますが、僕はここでリバーボードクラブを始めて今年で8年目になります。
その間に、アクティビティの枠を越えて競技スポーツとしての広がりに取り組んだり、ボード無しでフィンだけで泳いだり、川を潜ったり、リバーボードを製作したり、思いつくことは色々やってきたと思っています。
だけど、思っていたようなスピードでは何も進まず、期待していたような広がりは創れず、振り返ってみれば、もどかしさや焦りが常にある、葛藤し続けた7年でした。

正直すごく苦しかった。それが本音です。

そんな中で浮かんできた一つの問い。
「何のためにやっているのか?」

その問いと向き合う中で気づいたことがあります。
リバーガイドを始めた23年前、川での活動が自分にとっての心のリハビリでした。
自信をすっかり失っていた僕に、川が人生を与えてくれた。
そして、何より川に遊びに来てくれるお客様が笑顔になって喜んでくれること、その役割の一部を担うことがすごく誇らしかった。
川には人を「元気に笑顔に前向き」にする力がある。
自分が与えてもらった、そのポジティブを人に繋げていきたい。
人に喜んでもらい、元気になってもらいたい。
そのために僕はリバーガイドをしているし、リバーボードクラブを運営しているんだと思っています。

スペシャルでなくていい

何者かになることを求められる流れが、社会の中に確かにあるとは思うけれど、どれだけの能力があっても、それは人に喜んでもらえて初めて価値が生まれます。
どんなに小さな力でも誰かを笑顔に出来たら、それはすごいと呼ばれる大きな力をただ持つだけよりも、価値があるのだと、僕は思います。
近くにいる人、顔の見える人、手の届く範囲にいる人に喜んでもらう。
その笑顔が次の人へと繋がり、またその次の人へと繋がっていくはず。

すごいの声やいいねの数より、目の前にいる人、近くにいる人の笑顔を大事にしていきたい。
そのために努力して、芸を磨いていきたい。
人に喜んでもらうことが芸事であれば、リバーガイドもりっぱな芸事だと思います。
これからはその意識を持って、コツコツと積み上げていきたいと思います。

どんな人にだって、川は平等に美しくもあり厳しくもある。
そこでは誰もが川の流れに心の澱を洗い流された、素の自分を感じるはず。
この社会の中では何者だったとしても、川では誰しもが何者でもないのです。
だから川は魅力的なんだと、僕は思います。

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