僕達、御岳カップに出場します。

リバーボードクラブを立ち上げ、本格的に活動し始めた7年前、世の中はもちろんのこと、川関係者にもリバーボードの事などほぼ知られていなかった。
ハイドロスピードは知っている人もいたけど、リバーボードという言葉はみんな知らなかった。

そんなある日、御岳カップの主催者Daigoさんにカツカレーをご馳走になりながら、色々と相談していた時、スポーツとしてレースもしっかりとやっていくべきとのアドバイスを頂き、その場で御岳カップにリバーボード部門を作って下さいとお願いして、以来、運営側として仲間に入れて頂いてきました。
しばらくは、リバーボードの選手としても参加させて頂いて、少しでも多くの人にリバーボードの魅力や可能性を知ってもらいたいという思いで活動していました。
ここ数年は運営側に徹して、選手としての活動はお休みしていました。

ずっともどかしくて、葛藤して、途方に暮れていた

しかし、今回はDaigoさんに無理を言って、YoheiAkikoは選手としてまた御岳カップに出場させて頂ける事になりました。自分にはまだまだ選手としてやるべき事があると気づいた。いや、分かってはいた。
今まで自分にできる限りの普及活動をしてきたつもりだったけど、自分の熱量とは裏腹にほとんど広がりを創れていない現状にもどかしさや葛藤が常にあり、どうしたら良いんだろうと悩み続けてきました。
悔しい思いもあり、不甲斐なさもあり、実のところ最近では一人途方に暮れていた。
もうこれ以上、今の自分にはできることが無いと、そう思うようになっていた……
もう普及することに頭を悩ませないで、今できることだけをやろうと……

自分本位に成そうとしても上手くいかない

世の中には普及させていくための方法論は色々あるのかもしれないけど、
目の前にあることと一つ一つ向き合って、コツコツやっていくだけで、実際のところ自分には精一杯。
夢は大きく、思いっきり希望を膨らませてきたし、それはまだ心の中にあるけど、近道なんてどこにも無いと思っている。
でも、だから面白いし、地道にコツコツと積み重ねていくことでしか、先に繋がっていかないと分かっているつもりだけど……
とは言え、やはり思うような広がりが無い事に悔しさがあり、焦りもあり……
自分の思い通りに物事が進まないことに対するもどかしさ……

だけど、川に入っちゃえば、そういったモヤモヤは頭の中から消えていく。
自分本位に成そうとすると上手くいかないよと、川が教えてくれる。
そんなマインドでリバーボーディングしているとヘトヘトに疲れる。
そして疲れ切ったところで、ハッと気づかされる。
俺、自分本位に動こうとしていた、と。
やっぱり川ってすごい。
そして、やっぱりリバーボードって面白い。

まだまだ菅原洋平としてやるべきことがある

菅原洋平として、リバーボードクラブでの日々の活動、そして今後のレースまでの取り組み、レース当日のパフォーマンス、その全てを通して、リバーボードが好きなあなたに、応援してくれているあなたに、リバーボードに少しでも興味を持ってくれているあなたに「前向きな気持ち」になってもらえるような、「明日も頑張ろう」と思ってもらえるような、そういうものを観てもらえるように、楽しんでもらえるように、前向きな何かを感じ取ってもらえるように、その思いをしっかり心に置いて、ここから改めて取り組んでいきたいと思います。コースをしっかりと泳ぎ切るために、ベストなパフォーマンスができるように、そして何よりもあなたに喜んでもらえるものをしっかりと表現して創っていけるように、じっくりと向き合っていきます。

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