Yoheiのリバーガイドとしての先生が遊びに来てくれた!北海道層雲峡のAlpine River Guidesのトシさん&こうじ君!2024/11/27

23年前、そして23年ぶりの川下りセッション

23年前の春、僕は北海道のニセコでラフティングカンパニーの門を叩いた。
実は当時の僕はまだラフティングを経験したことが無く、どんなアウトドアスポーツなのかも分からず、漠然とこの業界に足を踏み入れた。
そこで現場をバリバリ引っ張っていたトシさんにトレーニングして頂き、リバーガイドとしての技術や知識だけではなく、厳しさをしっかりと教えて頂きました。
そこで、お世話になったシーズン以来、およそ23年ぶりにトシさんが息子さんのこうじ君を連れて遊びに来てくれました。23年ぶりの川下りセッション。
そして今なお、走り続けているトシさんは、僕にとってはやはり偉大な先輩です。

リバーガイドとしての厳しさを学ばせてもらったからこそ

自然は厳しい。
よく耳にする言葉ですが、リバーガイドのお仕事はその自然の中でお客様にできるだけ安全に楽しんで頂くこと。
僕達人間の都合ではどうすることも出来ないエネルギーが働くアウトドアの環境で「お客様にできるだけ安全に楽しんで頂くこと」を実現するということは、やはりどう考えても「甘くない」仕事です。
リバーガイドを始めた当時の僕は、まだまだ認識自体がかなり「甘かった」。
23年前の当時、そのラフティングカンパニーでのトレーニングには厳しさ、そして上達する貪欲さ、そして良いガイドにならなければ仕事が貰えないという危機感がチーム全体にあって、常にピーンと張り詰めた空気、しっかり気を引き締めていなければ、いつでもすぐに置いていかれるという環境でした。

きっとどこの川でも、そういった厳しさの中で、必死に食らいついていった人達こそが、今でもこの業界に身を置いて引っ張ってくれているんだろうな、と思ったりしています。

その当時の経験は、確実に今でもリバーガイドとしての僕を支えてくれている。
僕の中ではAlpin River Guidesのトシさん、そしてHOAのパットさんがリバーガイドとしての厳しさを教えてくれた存在、背筋を正してくれる存在として心に残っています。
そして何がすごいかというと、二人とも常に先頭切って、その仕事っぷりや取り組む姿勢で示してくれるからこそ説得力もあり、やはりすごいなと思います。

2025年の北海道遠征は層雲峡石狩川を目標に!

今年の北海道遠征では鵡川へ行きましたが、来年2025年は層雲峡の石狩川を目標に取り組んで行きたいと思います。
僕も北海道時代に数回だけ石狩川でガイドをしましたが、水量が多い6月はかなり強烈で激しかったと記憶しています。そこをリバーボード(ハイドロスピード)で下りたい。
そこへ向けて、この冬改めてトレーニングしつつ、フィジカルも含めて準備していきたいと思っています。
もし、この遠征にご興味ある方は是非ご連絡下さい。
もちろん、そこへ向けたレベルアップ、練習もしっかりと取り組む必要があるので、これから冬の間にも継続して川イルカ講習、そして春にはみなかみの利根川での練習会なども行っていきます。
その上で、石狩川へしっかりとアジャストしていけるかどうか。
僕にとっても一つ大きな目標できたので、しっかりと取り組んでいきたいと思います。

高い目標を持つ人にはレース・競技のすすめ

高い目標を設定している人にとっては、競技でスラロームにチャレンジすることをオススメしています。
ただ、漠然と川を下るのではなくて、様々な流れの上に設置されたゲートをしっかりとラインを読んで通過する。
川下りは如何に意図したラインを通るか、が大事なわけですが、その技術がしっかりと磨かれるのがスラローム競技だと思っています。
僕自身もリバーボードでスラローム競技をするようになってから、より細かく流れを読むようになりました。そして、より細かく流れを使った動きを表現するようになり、自らの上達次第でまた新たな楽しさをどんどん深掘りしていける。それがまた面白い。
ご興味ある方は是非川イルカ講習をご利用下さい。

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