よく聞かれる質問の一つ、リバーボードとハイドロスピードの違いって何?
名前としては、国や地域によって色んな名称で呼ばれていますが、日本ではフォームタイプを「リバーボード」、浮き輪タイプを「ハイドロスピード」と呼んでいます。
ボードに摑まり、フィンを付けて急流を下っていく同じスポーツ・アクティビティです。
ボードの性能の違い
大きな違いとしてはボードの性能。
リバーボードは、フォーム材で作られていて、とにかく軽い。そして柔らかいけれど実は壊れにくい。
流れの中での操作性と身体にしっかりとフィットする乗り心地が特徴。
流れをボードに受けた時に、流線型を意識して作られているリバーボードは水流を受けた時の抵抗が少なくて、波にあおられにくくて、しっかりと流れに沿って進んでいくことが特徴です。
初心者にとっても、操作が簡単で直感的に動けるようになるのも早いです。
更に、軽いので転覆時のリカバリーも初心者にとっても簡単です。
リバーボードクラブでは、リバーボードをメインのボードとして使用しています。
浮き輪タイプのハイドロスピードは、空気で膨らませ、外側に浮力があり横幅も広いので安定感があります。この安定感がなんと言っても浮き輪タイプのハイドロの長所です。
安定感があるんだったら、初心者にとってはそっちの方が良いんじゃない?とは一概に言えません。
重量はフォームタイプのリバーボードと比べてずっしりと重い。
また、操作性ではリバーボードと比べると、動作が重いです。
ボードの形状的にもリバーボードと比べて、より波にあおられやすいです。
ボードの横幅が広くて重量も重い分、転覆時のリカバリーは力の弱い人にとってはリバーボードよりも手こずりがち。
と言うことで、浮き輪タイプのハイドロはサブのボードとして用意しています。
ただ横幅が広いので身体が大きい人をすっぽり包み込んでくれます。
リバーボードクラブでは身体が大きい人や、このボードが使いたいというリクエストがあった時に使用しています。
Yoheiが始めた当初はハイドロを使っていた
リバーボードクラブ代表のYoheiも、一番最初に始めた頃は浮き輪タイプのハイドロスピードからスタート。と言うのも、当時日本には浮き輪タイプのハイドロスピードしか無かったというのも理由です。
Yoheiがグアテマラで開催された第二回世界リバーボーディング大会、そして第三回ニュージーランド大会に出場したときに、世界各国から集った色んな種類のボードを目の当たりにして、特にこのスポーツの発祥の国であるフランスの選手達が使っていたボードに感動しました。
それが、フォーム材で作られていたリバーボード。
因みに、以前はフランスでこのスポーツ自体をハイドロスピードと呼んでいましたが、現在フランスでは、「hydrospeed」という言葉は徐々に使われなくなり、“nage en eau vive”(ナージュ・アン・オー・ヴィーヴ)という表現が一般的になっています。
今では世界的にもリバーボーディングと呼ばれることが多くなってきています。
少し話を戻すと、フォームタイプのリバーボードはハンドシェイプなので、多様で色んな形があり、乗り心地や川の流れの中での操作性など様々なディテールにこだわって作られています。
そして、リバーボード職人やこのスポーツを愛する人達の情熱が反映されたボードが新たに生み出されていき、リバーボードの性能は常に進化し続けています。
そして、僕達もリバーボード(ハイドロスピード)と向き合い、ボードの進化とリバーボーディングの進化に対して、同時進行で挑んで取り組んでいます。
まだまだ知られていないこのスポーツを、日本で本気で広めたい。だからこそ、僕たちはリバーボード(ハイドロスピード)の最先端を走り続けています。
大小様々なタイプのリバーボード、ハイドロスピードを使用してます
リバーボードクラブでは大人用と子供用、体験ツアー用、レッスンやレース用など様々な形のリバーボード、そして浮き輪タイプのハイドロスピードを揃えています。あなたの川時間をより良いものにするために状況に応じてボードや遊び方をチョイスしてご案内いたします。
世界のリバーボーダーに学び、自らの手で磨いてきたリバーボード体験
世界中のリバーボーダーたちに刺激を受け、僕たちはフォーム材を使って一からボードを作りはじめました。
ただ川を下るだけじゃないんです。自分の身体で流れを感じて、自然とひとつになるこのスポーツの奥深さに、どんどん夢中になっていきました。
その魅力をもっと多くの人に届けたい。
だから僕たちは、リバーボード(ハイドロスピード)を専門店として、あなたの体験が「ただの川遊び」ではなく、心に残る冒険になるよう、一つひとつのツアーに魂を込めています。
流れに身を任せながらも、自分で進む。
ちょっと怖くて、すごく楽しい。
その中で、あなたの中に思いがけない”新しい何か”に出会えるかも。
あなたの“川時間”を、一緒に全力でサポートします。
あなたにとっての“川時間”が、ただの体験じゃなく、心に残る時間になるように僕たちが全力でサポートします。
是非あなたのお越し心よりお待ちしております。
ご予約絶賛受付中!