リバーボードの隠れた魅力

リバーボードは色々な呼び方をされますが、ヨーロッパではハイドロスピードと呼ばれたり、日本でも呼び名は色々ですが、この名前からスピードが速いのかと思う方も結構多いです。

しかし、実はリバースポーツの中で(恐らく)スピード自体は一番遅いのではないでしょうか。
バタ足で進むのに比べて、他のリバースポーツはパドルで漕いで尚且つ水の上に浮かんでいます。

では、リバーボード(ハイドロスピード)の魅力とは?
ずばり流れを体で感じることや波に体ごと体当たりするなど直感的にそして感覚的に楽しめるのが魅力の一つです。
ここで、更に隠れた魅力をご紹介します。

リバーボードの隠れた魅力は、エディー(岩陰など障害物の裏や岸にある反転流)に入るときのスピード感。
エディーに入ることは本来、止まることが主な目的ですが、エディーに入る瞬間に加速して侵入することで上流へ上がってくる反転流を体に感じることができる。
そして、エディーから出てストリームイン(流れに合流)するときにもその瞬間に加速して流れに入ることで、流れに動かしてもらいながらスピードに乗ることができる。


この感覚、最高です。とっても楽しいです。
僕は本流からエディーにスピードをつけて入るときの流速差と反発がとても好きです。

初めての方々が一番最初に感じる「楽しい」や「気持ちいい」は本流に乗って流れていくことだと思います。

その次には、流れを「横切る」や「止まる」。
この二つの中に、最初に説明した「隠れた魅力」が詰まっています。

リバーボードは、バタ足を頑張って進んでいくことよりも、「流れを利用して動く」ことを意識すると川の上で遊びの幅が増えていきます。

その楽しいスポットへアクセスするために、流れを使う感覚やバタ足、
そのタイミングを覚えると川がさらに魅力的な遊び場になっていきます。

楽しみ方は色々、人それぞれですが、たくさんの方に楽しんで貰ったりこのスポーツを好きになってもらうための僕なりのちょっと突っ込んだアプローチの一つをご紹介しました。
それではみなさん、Happy river life!

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