リバーガイドとしての生き方を見直したかった
皆さんこんにちは。
リバーボードクラブのYoheiです。
2024年5月は日本各地へ北海道鵡川、群馬県利根川、葛西スラロームセンター、そしてホームリバーの多摩川で様々な活動をすることができました。
この動画はその中での僕のパフォーマンスを切り抜いたものです。
リバーボード(ハイドロスピード)というこのマイナー中のマイナースポーツを選んで、リバーボードクラブを立ち上げて、このスポーツの可能性、表現できること、魅力を追求して、世の中に伝えるということを今まで全力で続けてきたつもりです。
このスポーツには大きな大きな魅力がある。そして、人を笑顔にできる力がある。
僕はそう信じています。
それでも、僕の力不足もあり一向に世の中には認知されず、広まっていかず、ずっと葛藤を抱えながら今に至ります。
北海道鵡川は僕がラフティングガイドとして働いていた川で、色んなストーリーが展開された思い入れのある川。そこへ遠征に行くということに僕の中では「リバーガイドとしての生き方」を見直すという意味もありました。何のために自分はこの生き方にしがみついているのか、を考え向き合うことも目的としてありました。
前向き前向きと言い続けているくせに
最近、僕は「前向き」という言葉を良く使うようになりました。
それは、リバーガイドに限らず自分のできる事で、人に喜んでもらいたいという思いが、今までにも増して強くなり、そこに自らの喜びもあるのだと知ったからです。
しかし、リバーボード(ハイドロスピード)が思うように世の中に認知されないことに、焦りやジレンマ、葛藤があり、実は僕自身が前向きになれないことも多々あったりします。
自分のやり方が間違っているのか?どうすればもっと・・と頭の中がグルグルしたりもします。
それでも、やはり人が喜んでくれた時には、僕自身も元気をもらうし、やっていて良かったと思える瞬間だし、その人の笑顔が次の人へと繋がっていくと良いなと思っています。
だからこそ「前向き」という言葉こそが、僕にとってのキーワードとして今年は特に心の中にあるのだと思います。
結局、何のためにリバーガイドを生業としているのか
上の動画にあるように、あの手この手でリバーボード(ハイドロスピード)で表現できることを追い求めてきたけれど、結局のところ一番表現したい事って何なのか?
それは、日常から離れて遊びに来てくれた人を笑顔で送り出し、「フレッシュで前向きな気持ちで新しい日常を過ごしてもらいたい」。リバーガイドを生業としている僕にとって、それこそがこの仕事をしている意義だし一番の理由なのだと思っています。
一人でも多くの人の笑顔を引き出し、新しい日常へと送り出す。
そのために、僕は意地でもこの仕事にしがみついて、チャレンジしていきたいと思っています。