リバースポーツに関して

リバーボードはラインスポーツ

リバーボード(ハイドロスピード)を知ってもらう上でも川下りに関して少し書いてみようと思います。
これは知っていないと体験コースに参加できないわけではないので、どうかご安心ください。
体験コースは全くの初心者の皆様にお楽しみいただけます。
リバーボードをレジャーや体験としてだけではなくて、その一歩先の「スポーツ」として楽しむ際にどんな要素を考えながら楽しむか。
この要素は「川イルカ講習」で行うレクチャーの内容に一部沿ったものとなります。
もしご興味あれば是非お読みください。

ライン取りとリスクマネージメント

さて、リバーボード(ハイドロスピード)はライン取りのスポーツ。
A地点からB地点までどのようにアクセスするか。
途中には岩や障害物、様々な川の流れがある。
観察して予測しながら進む。
場合によっては、一旦岸に上がって川を観察してプランを練ったりします。
岸から川を観察することを「スカウティング」といいます。
難易度の高い瀬にトライする際に、無計画では無くて一度岸に上がって下るか回避するかを考えたりすることがあります。

川は街のように人間が住みやすいように整備されているわけではないので、まずはどんなリスクがありどのようにクリアできるかを考えます。
自分にマネージできるようであればトライして、難しそうであればその瀬は岸を歩いて回避する。
リバースポーツはまずリスクマネージメントの概念が大事でその上で無理なく遊ぶ事が大切。

川は誰に対しても平等

「川は誰に対しても平等」
この絶対不変の事実こそがリバースポーツの魅力でもある。
川で遊ぶことはとても楽しくて気持ちよい。
どんな人に対しても川は常に平等です。
だからこそ川は癒やしを与えてくれるし、心が晴れやかになる。

そして川の流れって想像以上に強いです。
なので決してどんな人でも自分本位に動くことはできません。
川の力に対して人間の筋力などあってないようなものです。
どれだけ泳ぎが上手い人でも川の流れを理解していなければ翻弄されます。
常に僕たちが川の流れに合わせる側なのです。
それが、スポーツとして楽しむ際には大きな要素として僕たちに多くのチャレンジを与えてくれるわけです。
どのように合わせるかというところがすごく面白いんです。
流れに押される運動エネルギーを意図する方向へと「変換」する。
すこし小難しくなってしまうのでこのあたりの説明はここでは割愛します。

何はともあれ予測通りにクリアできると嬉しいし楽しい。
B プラン、あるいはC、Dプラン。
次の展開を考えながら動く。
そこにスリルがある。

次から次へと様々な決断を下しながらどこをどうやって通るか、頭と五感をフル稼働。

リバーボードは川を泳ぐアウトドア・スイミング・スポーツ。
川のリズムを感じ、川と流れを敏感に感じ取りながら泳ぐ。
川の流れに逆らわず、流れを利用して動かしてもらう。
それはとても特別な時間。

自然の中で遊ぶことで同時に自分とも向き合うことができるはずです。
スポーツとしてのリバーボードの事を少し書いていきました。
初心者の皆さんにはまずは体験コースで楽しさや気持ちよさを知っていただければと思います。

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